2月の園だより

　先日は数年ぶりの大雪となりました。お昼頃から降り始めた雪は夜遅くまで降り続きましたね。駅の入場規制など、交通も大混乱だったようですが、無事に帰宅出来ましたでしょうか？大人にとっては転倒でのケガや、着替えなどが心配になりあまり喜べない方が多いかもしれませんが、子ども達にとってはとても嬉しい出来事だったようです。翌日は通園バスも運行出来ず自由登園となりましたが、幼稚園前の道路の安全確認と雪かきをしている際、「登園してくる時も雪で遊びながら来ました」という声が多く聞かれました。登園後も、園庭でかまくらや雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりとそれぞれにめいっぱい楽しんだようです。

　さて、月日が経つのは早いもので、今年度も残すところあと2ヶ月ほどとなりました。平成29年度の園だよりも今月号と来月号の2つで終わりとなります。今月号は何について書こうかな？と考えていた時に、ふと「給食全部食べられたよ！みてみて！」と職員室に完食報告にやって来る子ども達が少なくなったことに気が付きました。職員室は行ってはいけない場所と考えている保護者の方が多いのか、「えっ、うちの子よく職員室にいるんですか？」と驚かれる方もいらっしゃいます。4月の園内探検から始まり、お当番活動での給食数のお知らせや、園庭での怪我の手当、落し物を届けに来てくれたりと子ども達が職員室に来ることは皆さんが考えているよりも多くあるんです。中でも、給食完食報告は子ども達にとっても誇らしいようで、ピカピカになったお弁当箱を両手でしっかりと持って、職員室の先生はもちろんのこと、運転手さんや、たまたま来訪されているお客さんにもバッチリ見てもらって保育室に戻っていきます。職員室から出ていく時、「職員室の先生にも見てもらったぜ！」とドヤ顔ならぬドヤ背中で戻っていく姿はとても微笑ましいです。3学期は友だちの関わりがさらに密接になる頃ですので、完食報告よりも友だちと早く一緒に遊びたいという気持ちが強くなるのですね。職員室の先生は、ちょっぴり寂しいけれど、みんなの成長を喜ばしく思っています。年長組はあと少しで卒園となりますので、職員室の先生も保育室へ行って、一緒に給食を食べようと計画しています。

　最後に、感染症が流行しやすい時期ですので、インフルエンザにかかる子ども達が増えて来ています。「隠れインフルエンザ」なる高熱が出ないインフルエンザもあるようです。登園前に子ども達の様子を確認し、体調が優れないようであればお家でゆっくり過ごし、早めの受診をお願いいたします。