7月の園だより

　関東地方の梅雨入り発表から20日程経過しましたが、例年以上に太陽が顔を出す日が多いですね。このまま晴れる日が続いてくれると良いなと思いますが、農作物にとってはかかすことの出来ない恵みの雨でもありますよね。昨年のように、農作物の生育不良による価格高騰や、水不足などにならないことを祈るばかりです。

　さて、旧暦で7月のことを文月といいますが、その由来をご存知ですか？所説あるようですが、七夕の短冊に願い事や詩歌を書いて、笹につるして飾る風習を「文被月（ふみひらきづき）」といい、これが変化して「ふみづき」となったようです。幼稚園でも各クラスの前に笹を立て、飾りを作り、先日各ご家庭にお願いした短冊と一緒に飾る予定です。参観日の際にでも、是非ご覧頂ければと思います。年長組は先日、プラネタリウム見学に行ってきました。さすが年長さん、星や宇宙への興味も出てきているようです。七夕当日の彦星、織姫だけでなく、月の満ち欠け、天の川、夏の大三角など、親子で一緒に夜空を眺めてみるのも良いかもしれません。ただ、蚊が出る時期でもあります。3年前のデング熱のように、蚊を介して感染するウイルスもありますので、肌の露出を控える、虫よけを使う等の対策をしっかりしてくださいね。

　夏至を越え、これから冬至に向かって徐々に日が短くなっていきますが、まだまだ暑さはこれからが本番です。7月7日には小暑、23日には大暑といかにも暑い！！といった日がやって来ます。園庭のミストや冷房を効果的に使いながら、うまく暑さとつきあっていきたいと思います。

　アイス、冷たい飲み物を欲する季節ですが、あまり冷たいものばかり口にすると胃腸を弱らせてしまいます。子ども自身ではなかなかコントロールが難しい部分ですので保護者の方で上手にコントロール出来ればと思います。

　夏はまだまだこれからが本番です。子ども達にとってはプール熱や手足口病といった夏風邪が流行しやすい時期です。園でも手洗い、うがいをしっかり行っていきたいと思います。保護者の方々もお仕事や家事等日々忙しく過ごしていらっしゃるかと思いますが、夏バテ、熱中症にお気を付けくださいね。