5月の園だより

　新緑が目にまぶしい季節となりました。新年度がスタートして1カ月ほどが経ち、園庭で新しい友だちと遊ぶ子ども達の上では鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。鯉のぼりは、鯉が滝を登り竜となり天へ昇る言い伝えが転じ、『強く立派に育ちますように』との親の願いが表現されています。我々も人生の根っことなるこの時期の子ども達の成長を、一緒に見守っていきたいと思います。

　さて、４月は夏日になる日もあれば、少し肌寒くなる日もあったりと体調管理も難しい日が多くありました。５月５日のこどもの日には立夏となり、暦の上ではもう夏です。気温が高い日が多くなり、園庭で元気いっぱい走り回った後、汗を流しながら水分補給をする姿が見られるようになってきます。子ども達の中には、朝の自由遊びの後に水筒が空っぽになる子もいますので、水筒の大きさや、中身の量の調整をお願いします。

　５月には子ども達が楽しみにしている遠足が行われます。年長組は各クラスにズーラシアの地図を貼り、どのルートでどんな動物に会えるのか子ども達に伝えています。動物の写真も貼っていますので、お目当ての動物に会いたくて今からワクワクしているようです。例年、『遠足の日はお天気に恵まれますように！』の願いを込めたテルテル坊主が、クラスや廊下にたくさん飾られていますが、今年もみんなの願いが込められたテルテル坊主がたくさん飾られることでしょう。

　春休み中に、園庭のお城と鉄棒の下に新たな安全対策を実施しました。手が滑って落下するだけでなく、何となく手を離してしまったといって地面に落ちてしまう子どもも少しずつ増えてきていますので、落下時の衝撃吸収に優れ、大きなケガに繋がりにくいものを採用しています。全てのケガを防止出来るわけではありませんが、少しでも子ども達が安全に遊べる環境を整えられればと思い設置しました。今年度進級を迎えた子ども達は、始業式後にすぐに気が付いたようで『お城の下がキレイになった』と喜んでくれていました。『キレイになったから、よく見えるように、砂がかかっていない方が良いね』とせっせと砂を足で掃いてくれる子ども達も登場しています。物を大事にする気持ち、とっても ステキです！

　今年度も５月に行われる早乙女先生講演会。現在の自分には直接関係ないようでも、いざ参加してみると意外に関係していたり、新たな発見があったりします。オゾン発生器の使用など、感染症対策も行っております。申し込み提出期限は過ぎましたが、希望の方がいらっしゃいましたら、担任までお知らせください。来園をお待ちしています。