1月の園だより

　最近は最高気温が10℃を下回る日もあり、いよいよ冬本番の様相ですね。園庭の広葉樹もだいぶ葉を落とし、肌寒そうにしています。

　12月初めに行われた発表会。運動会とは違った子ども達の様子や成長、クラスのまとまりなどをご覧頂けたのではないでしょうか？発表会当日、担任はクラスの子ども達の受け入れ、誘導、着替え、演技中の舞台袖での見守りを行っていますが、その部に出演がないクラスの職員は何をしているのだろうと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。その部に出演が無いクラスの職員は、子ども達の着替えお手伝い、大道具の整理や出し入れ、合唱・合奏時にバチなどを落とした時でもすぐ対応出来るよう、山台の裏に待機していたりします。照明や音響も園とは違う大舞台、しかも家族の方が観に来てくれているとなるとドキドキはとっても大きいことでしょう。そんな中でも子ども達が持っている力を最大限表現出来るよう、職員全体でサポートしています。舞台袖で本番の様子を見守る担任達は、今までの発表会に向けての活動の様子も思い出し、胸が熱くなるだけでなく涙を流すこともしばしばです。

　運動会や発表会などの大きな行事は目標に向かって一人一人が活動し、本番に皆で力を合わせてやり遂げるという日常ではない経験は、更に子ども達が一回りも二回りも大きく成長するチャンスなのだと改めて感じます。

　発表会翌日の幼稚園では、劇やお遊戯の役を入れ替えてごっこ遊びが展開され、しばらく発表会の余韻を楽しむ様子も見られます。同時にクリスマスソングもよく聞こえるようになってきます。ツリーの飾りつけや、リース作りなどでクリスマス会へ向けての気持ちが少しずつ高まり、当日を迎えました。子ども達みんながこの時期一番会いたい赤い服をきたあの人には会えたのかな？お家でクリスマス会の様子も聞いてみてくださいね。

　年末となり気ぜわしいだけでなく、バタバタと忙しくお過ごしのことと思います。クリスマスや年越しなど、この時期ならではの楽しいイベントもあり、ついつい夜更かししてしまうこともありそうですね。せっかくのお休みだからたまには経験としても良いかもしれませんが、年が明けたら３学期に向けて少しずつ生活リズムを整えるようにしてください。

　今年も一年園へのご理解・ご協力頂きありがとうございました。３学期に元気な皆さんと会えるのを楽しみにしています。