夏休みの園だより

　新入園の子ども達にとってドキドキで始まった1学期も今日で終了です。4月当初は泣いて登園していた年少組の子ども達もイスに座って担任の話を聞くことが出来るようになってきました。来年度入園を検討されている見学者の皆さんも、『もう座って先生の話を聞くことが出来るんですね』と驚かれることが多いです。クラスの中で自分の居場所を見つけ、担任や友だちと楽しそうに過ごす様子を先日の保育参観でもご覧になれたのではないでしょうか。

　さて、明日から夏休みになりますが、園行事として夕涼み会とお泊り保育を計画しています。園内には夕涼み会のお店のポスターや提灯が飾られ、お祭りムードが増しています。夕涼み会で楽しみなことを聞いてみると『射的やりたい！』『キラキラを買ってもらうんだ』とそれぞれ楽しみにしていることがあるようです。当日のお買い物には現金が必要となりますので、小銭をたくさん用意してきてください。

　年長組対象のお泊り保育では、5月から行っているグループ活動を通してそれぞれの役割を確認するだけでなく、一緒に1泊2日を過ごす期待が大きく膨らんできているようです。とはいえ、親元を離れてのお泊りが初めてという子も多いかと思いますので、保護者の方にとっても不安があるのではないかと思います。当日までの体調管理をお願いするとともに、笑顔でいってらっしゃいと送りだして頂ければと思います。

　夏休みだからといって、遅く起きて一日中テレビ・動画を見ているのではなく、早寝早起き朝ごはんを続けてください。せっかくの長いお休みですので普段出来ないことを経験することも良いですが、自分のことは自分でする、出来る範囲でお家のお手伝いをするなど、家族の中でも役割をしっかりと与えてあげ、心身の成長を促すことも大事ですね。先日我が家（平岡家）でも、娘が幼稚園で作ったというしそジュースを子どもと一緒に作り、青しそ、赤しそ、それぞれのジュースを作り飲み比べてみました。赤しそは煮出すと葉っぱが緑色になり、煮出した後の葉っぱにお酢を加えるとまた赤色に戻ります。科学の実験のようで、色の変化していく様子に子ども達も興奮していました。みなさんもぜひ、長いお休みの間に親子で何か取り組んでみてくださいね。

　大きな事故やケガのない楽しい夏休みを過ごしてください。2学期に元気なみんなに会えるのを楽しみにしています。